まいどどーも、kmikage@にくじゃがです。一ヶ月ほど経ってしまいましたが、C90お疲れ様でした。
本職では、その後ネットワーク構築を担当したオフィス移転が終わり、1ヶ月どころか「あれ、まだ1ヶ月だったんスか?」という気分満載でございます…。
今回はホントどきどきモノのコミケ参戦でして、とにかく状況が読めなくて準備(主に計画)が大変でした…。
また、一方で数年越しの出会いがあったり、そういえば12年ぶりに元同僚に遭ったりと、ほんと面白かったですw
■まいどドタバタのコミケ参戦をどうするか
弊サークルでは、まいどまいど最後の1週間がキモでして、全員メチャクチャ時間が無いので、ギリギリの時間で準備をします。今回も、新刊やPOP・出展準備といった部分は3日とかそれくらいで準備したんじゃないでしょうか。。。
※毎度おなじみ、キンコーズさんにお世話になりました…。
もちろん、何度もの参戦を繰り返していく上で、持っていくアイテムの管理や取り扱いに慣れてきた部分もあります。例えば、毎回「テーブルクロスどうしよう」「お釣りどうしよう」とか言う事はなくなりました。
しかし一方で、わずか3日、既刊の発注を含めても1週間というショートスパンの中で、作品の制作とは別にプロジェクトオーナー(マネージャー)として、出展プロジェクトを管理する必要があります。
■そこでプロジェクトマネジメント術
IT業界を中心に、プロジェクトマネジメント術については多数の書籍やナレッジがあります。
しかし、「業務上プロジェクトマネージャーじゃなければ、そのスキルが必要か?」というとそうでもなく、コミケや家族旅行・遠征といったプライベートの出来事(プロジェクト)に対し、抜け・漏れが無いようにロジカル、かつ滞り無く物事を推める為に必要なスキルです。
■負荷の少ないプロジェクトマネジメント
たとえば代表的なプロジェクト管理ソフトに「Microsoft Project」といったツールがありますが、お高くて個人でつかうには向きません。
今回は、思考術でよく使われる「マインドマップ」をベースに、物事を樹形図に書き出して整理する、そして定期的に更新・共有する、といった事を行いました。
使ったソフトウェアは、以下の通りです。
・Windows 10(Microsoft Print to PDF)
・One Drive
XMindはフリー版を使用しています。PDF出力が足りませんが、Windows 10の機能で補っています。また、有償版ではスケジュール管理をする仕組みの「ガントチャート」を描く事も可能です。
また、仲間内での共有については、標準的にOne Driveを使用しています。
■にくじゃが流マインドマップ・プロジェクト管理術
今回は、このようなマインドマップを描いて、タスク管理の代わりとしています。
マインドマップそのものが、1つのゴールからの樹形図として成り立っている為、1目で大項目・中項目・少項目と見渡す事が可能です。
唯一の問題としては、大きな紙に出力しないと字が小さくなる事でしょうか。(笑)
また、上記の図の中である、右側で複数の項目を束ねて管理する事もできます。
さて、ここからが「マインドマップ」の本領です。
本来は大きな紙に、フリーハンドでラフに書いていく事により、自身の思考を整理する役割があります。よって、これを出力して、どんどん紙に書き込んでいきます。
プロジェクト中日のマインドマップです。大変荒ぶっている事がわかります。(笑)
しかし、(本来は詳細をお見せしたいトコロではありますが、)マップ上で要件が既に整理されている為、抜け・漏れ・間違いがとても少ない事がポイントです。
これをルーチンワークとし(通称「PDCAサイクル」とも言います)、今回では1日に2回手書き部分をデータに反映し、PDFファイルで共有することで、良いフィードバックを得る事ができます。
プロジェクト終了(=コミケ出展前夜)の最後のマインドマップでは、とても落ち着いている事が伺えます。最終的に「すべてのタスクが完了した」という事により、当初の「コミケ出展」というゴールがクリアされるため、このプロジェクトは無事に完了した事が伺えます。
■おわりに
今回のマインドマップを応用したプロジェクトマネジメントでは、実際には「タスク管理」のみを目的にした応用法になりますが、実際には「リソース(お金・人員・物品)」「タイム(時間)」といったものについても併せてマネジメントする必要があります。
例えば先に出た「ガントチャート(通称ガンチャ、ジャギ線)」については、主にタイムマネジメントをする為に併用されます。
お仕事でプロジェクトマネジメントをする上では、それだけで仕事が1つ成り立つ程のボリュームがあり、その分野への専門性が問われます。
しかし、一方でライトに私生活へ「応用」をする事により、今回のように計画を推める事を大幅に効率化してくれる事が期待できます。
併せて、一定のフォーマット(今回はマインドマップ)上に全ての事柄を記載する事により、可視化と共有化による安心感を得ることができます。
・・・ところで、このエントリって何てウェブコラムでしたっけ?(笑)
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